自分の作品を完成させる

利用前に調べよう

インク

同人とは、同じ志を持つ人が集まったもので、古くは同じような小説を書いたり絵を書いたりする人をさしました。
現代では、主にオリジナルやパロディのマンガや絵、小説などを作ることをさします。
日本のオタク文化を支えているのが同人活動といっても過言ではありません。
同人誌はまず買うのが入り口ですが、作ることもできます。
同人誌は少部数であることが多いため、コピー機や自宅のプリンターでもできますが、一定数以上だったり一定以上のクオリティを求めたりするのならば印刷会社に依頼するのがおすすめです。
最近では少部数低価格を売りにした同人誌専門の印刷会社も登場してきています。
印刷するときは、まず本の大きさと枚数を決める必要があります。
多いのはB5やA5で、マンガやイラストの場合は前者、小説は後者が多いです。
枚数に関しては、綴じるときの都合上4の倍数のページ数であることが多いです。
枚数ごとに値段も変わりますし、4の倍数でない場合は割高になるのできちんと枚数を見定めて作る必要があります。
表紙と本文はカラーとモノクロなど印刷の質が違うことが多いので別になっていることが大半です。
表紙には都合4ページがさかれることになるので、ページ数を確認するときは注意が必要になります。
通常の印刷はオフセットといって、原版を作ってから印刷するため、部数が多くなるほどコストダウンができます。
ですが少部数な同人誌ではオンデマンド印刷という原版を作らない方法が主流です。

グッズを作りたいときも

インクの付いた蝶

同人印刷サービスを知っているでしょうか。
基本的には、漫画や小説などを創作する人たちが自費出版本、同人誌として制作する本の印刷をするサービス業者のことです。
同人誌印刷は、過去とても費用のかかるものでした。
本来出版社が行うものですから、一般人が少部数制作しようと思っても、どうしても下は百冊、二百冊からと数が大きくなり、基本的な白黒印刷であっても二万、三万といった金額が必要になってきました。
そうした同人誌印刷が、現代ではインターネットの普及、印刷業界内でのデジタル化が進歩したことによって、より低価格で、より高度な印刷技術を扱えるようになりました。
これがオンデマンド印刷です。
少部数からでも印刷できるところが多いため、同人誌イベントなどでの販売を目的としない場合、友人同士の楽しみのためや、地域サークルの冊子としてなどでも役立ちます。
カメラが趣味の場合は、自分の気に入った作品による写真集も制作できます。
また、Tシャツやマグカップ、クリアファイルといったグッズへのプリントも気軽にできるようになってきました。
誰でもが簡単にオリジナルデザインのグッズを作ることができるのです。
スポーツチーム、音楽バンドや劇団のオリジナルグッズを作ってみるのも良いでしょう。
特にSNSで自己発信することが日常となった現代では、個人で創作をするのに敷居がぐんと低くなりました。
趣味の活動として、またはその趣味の成果物として同人誌作りをしてみても良いのではないでしょうか。

似すぎないように

色見本

同人活動は、漫画やイラスト、小説などの二次創作を行うのがメインですが、近年はオリジナルグッズを作成して配ることも増えています。
同人誌専門の印刷会社が増えてくるに連れ、同人関連グッズを制作する会社も増えてきており、より手軽に作れるようになっているためです。
同人活動をする人は、そもそもその作品のファンでもあるので、「あったらいいな」と思うグッズを作るのが楽しみでもあります。
また、大手のサークルでは、比較的しっかりとしたグッズを作成することで経費を計上し、売り上げと相殺する目的をもつところもあります。
グッズを作るときに注意すべき点は著作権です。
そもそも二次創作自体が著作権という意味ではグレーゾーンですが、印刷物に関しては黙認されている状態でした。
二次創作の印刷物に関しては、二次創作の作者の個性が強いため、公式と競合することはないと考えられているためです。
ですが、グッズについては公式グッズと競合するおそれが高く、実際に訴訟沙汰一歩手前までいってしまったケースもあります。
グッズを印刷、作成するときは、公式グッズをチェックして、似せないようにオリジナリティの高いものを作る必要があります。
また、グッズ作成自体を禁じている会社もあるので、その点も事前チェックが必要です。
また、同人誌などの印刷物に関しても、きちんと二次創作である旨を明確にし、公式と間違えないようにする配慮が必要になります。
公式が好きだからこそこうしたマナーは守るべきといえるでしょう。