業者選びで気をつける点

入稿方法や納期をチェック

印刷物

同人誌を印刷業者に依頼する場合、まず気をつけておきたいのが、希望する形式でデータの入稿が可能かどうかという点でしょう。
デジタル原稿を入稿する場合、ほとんどの印刷会社が様々なデータ形式に対応しています。
そのため、あまり気にする必要はないかもしれません。
しかし、手描きなどアナログ形式で入稿を行ないたい場合には、まずアナログ原稿に対応している業者なのかどうかをしっかりと確認しておきましょう。
コミックマーケットやイベント等で同人誌の配布や販売を希望する場合には、その期日までに納期が可能かどうかも重要なポイントです。
データ入稿時にミスが発生すれば、納期もさらに先延ばしとなることが考えられます。
そのため、余裕をもって考えておく必要があるでしょう。
イベント当日にぎりぎり間に合うというスケジュールでは、トラブルが発生した場合に対応できなくなってしまいますので、数日前には品物を受け取れるようにしておくと安心です。
同人誌印刷を行なうサービスは多数あります。
なので、自分の都合にぴったりと合う業者を探して依頼をしましょう。
たとえば、これから初めて同人誌を作るという初心者の場合、初心者向けにわかりやすいシステムを整えている業者を利用すると安心です。
また、期日が迫っているのなら、スピード印刷対応の業者を選ぶのが良いですし、費用を安くあげたいのなら、リーズナブルな価格設定の業者が最適でしょう。
納期や費用、システムやサービス内容等をしっかりと比較し、理想通りの同人誌を印刷してもらいましょう。

予算に合わせた作成プラン

女の人

大規模なアニメや漫画に関連したイベントに向けて、同人誌を作成する場合には、オフセット印刷を選ぶサークルが多いです。
しかし少部数の印刷を希望する場合には、料金がリーズナブルな、オンデマンドの印刷プランを活用するのがポイントです。
オフセットの注文は100部以上の業者が中心ですが、オンデマンドであれば10部単位で発注できるので、規模の小さなサークルにも手ごろです。
けれども仕上がりの美しさを重視する同人サークルは、オフセットのプランを選ぶケースが多く、その場合の平均予算は6万円前後です。
限られた予算であっても、見た目が美しい同人誌を作成したい場合には、フルカラーの表紙の印刷プランが最適です。
そして箔付き加工の表紙を活用したり、本文のカラーページ数を増やすのが、グレードの高い同人誌を作成する場合の基本です。
最近ではペンタブレットを活用して、パソコンで作成したイラストや漫画のデジタル原稿を、ウェブで入稿するのがトレンドです。
その一方で従来型のアナログ原稿を受け付ける印刷会社も多いので、コンセプトに合わせて、デジタルとアナログを使い分けるのが理想的です。
また限られた資金を有効に活かして同人誌を作ることも重要ですが、初心者の場合には、他のサークルの制作事例も参考にするべきです。
イベントでも高く評価されている、印刷物のデザインや編集について研究すると、同人誌づくりのヒントにもなるでしょう。
更にイベントに参加する時には、大型ポスターや関連グッズも作成して、同人誌の販促に結び付けるのが賢い方法です。

臨時収入を得たいなら

インキ

同人誌の展示即売会は年々規模が大きくなっており、印刷会社を利用して制作サイドに回ろうとする人も増加傾向にあります。
同人活動の魅力は、原作を読んで感じた気持ちを具体化することで、同じような気持ちを持つ人と共有できるということです。
ネットのイラスト投稿サイトや、自分のホームページ、SNSなどで言葉や絵を投稿して気持ちを共有することもできますが、より濃密な触れ合いを持つにはやはり本を作るのが一番楽しいものです。
ただ気まぐれに描いたものをアップしても問題ないWebのサイトやホームページと違い、同人誌を印刷するにはそれなりの労力が伴います。
適当に描いたものを印刷して配布したり売ったりしても問題はありませんが、それでは売れませんし配っても喜んでもらえません。
多くの作者はこれがわかっているので、真剣な気持ちで取り組み精一杯のクオリティにして同人誌を印刷します。
実際に自分の描いたものが本として完成するだけで達成感がありますが、それをお金を出して買ってもらえるのは病みつきになる嬉しさがあります。
一度本を作ると、繰り返し作りたくなるのはこのためです。
買う人は自分と同じような点に魅力を感じ、楽しみを見いだすということなので、話も弾みます。
同人活動を通じて新たな人間関係ができるという人も多いです。
また同人誌は利益は度外視してやりたいようにやるという人が多いのですが、うまくやると臨時収入にもなります。
楽しみながら収入が得られるのは大きなメリットといえるでしょう。